Project Story case 1プロジェクト ストーリー

ストーリー

都内で人気の住宅地で自宅・店舗併用の集合住宅を建築

将来の資産継承も配慮した緻密な事業計画と上質な建築デザインを融合

1 発端

オーナーF様との出会いは、銀行のご紹介でした。
新たに土地を購入され、店舗と自宅を併用した賃貸マンションの建設を計画していたF様ですが、建築デザインと事業計画の両方を満足させてくれるものがなかなかみつからず、プロスタイルデザインにご相談をいただきました。
実は、建築デザインと事業計画を両立させることは、簡単ではありません。
デザインは面白くても、事業収支計画が詰められていなかったり、事業収支計画はできていても、デザインに魅力がないというものが大半なのです。
プロスタイルデザインは建築設計事務所であると同時に、賃貸併用住宅や店舗併用住宅、賃貸住宅、さらに店舗デザインなど、さまざまな建築事業の総合プロデュースを強みとしています。F様に対する企画のご提案も、当社のこれまでの経験やノウハウのすべて注ぎ込んだものとなりました。

建物の外観からオーナー居住スペースから賃貸住居などの内観、図面では伝わりずらい地下1階の店舗空間に設けられた吹き抜けのパティオ(右)までCGパースを用いディテールまで提案します。
2 計画案の作成

F様とご家族にお会いし、じっくりとお話を伺いました。計画案の作成には、建築デザイナーだけでなく、不動産企画や税務など、それぞれに精通したメンバーがチームを組んで参加、さまざまな視点から議論を深めていきました。その結果、店舗と賃貸住宅を併用して新たに設けるご自宅部分は、二世帯住宅とすることが今後の資産継承の上でも有利だと判断しました。また、敷地は感度の高い若いファミリー層に人気の住宅街にあります。ワンルームやありきたりのファミリータイプではなく、自由に使える大空間を確保した1LDKが最適だと考えました。床はタイル張りで、キッチンや水回り設備もグレードの高いものを採用、周辺より家賃は高くなっても、それが長期にわたって確実に入居者を集めるポイントになります。店舗部分は将来、ご家族が事業を営むことも考慮して、収入への依存度を抑え、賃貸住戸の家賃収入だけで十分な利回りが得られるよう事業収支計画を立てていきました。

CGパースでは伝わり切らない空間のボリュームは鳥瞰模型にて。長期にわたって確実に入居者を集められ、賃貸住戸の家賃収入だけで十分な利回りが得られるよう事業収支計画を立てるなどPSD選抜チーム編成でワンストップのトータルプロデュースを得意とします。
3 事業性のチェックとデザインレビュ―

私たちはこうした基本計画に、事業開始から40年にわたる「事業収支計画書」と複数の不動産管理会社による「家賃査定書」を添付してご提案。事業性をしっかりと確認していただき、また、建築デザインについても模型やコンピュータグラフィックスを使って、分かりやすくご説明していきました。その結果、提案を非常に気に入っていただき、ほぼ原案通りで着工、街並みに映える美しい外観の自宅・店舗併用賃貸マンションが完成しました。

左)世界の設備建材が集まるアドヴァン東京ショールーム 中)北欧の名作PPmoblerPP62 に身をゆだねしっかり打ち合せ 右)設計、ファイナンス、デザインなどそれぞれの得意分野が集うPSDメンバー
4 細部までこだわりを貫いたデザイン

新たな建物は、2本の道路に接する角地という立地を活かし、どちらの方向から見ても美しいアールが印象的な外観デザインです。外壁は石張りとし、敷地の高低差を利用した地下1階・地上3階の鉄筋コンクリート造となりました。
道路レベル(法規上は地階)に2軒の店舗スペースを取り、1階と2階に合計4戸の賃貸住戸(いずれも1LDK)を確保。2階の一部と3階のすべて、そして屋上をオーナー様の居住スペースとしています。住宅部分の内装や家具、設備については、奥様とじっくりとご相談し、ご一緒にショールームをまわりながら選定していきました。
賃貸住戸の内部仕上げもグレードの高いものを選定。また、住宅と店舗と賃貸住戸が一棟の建物内に設けられることから、それぞれの独立性をしっかりと確保しました。

1.敷地の高低差を活かした地下1階地上3階の建物。道路の高さが法規上は地階になる。石張りにした外構の壁が、独特の陰影をつくる。アールの特徴的な壁面が街の新たなランドマークになっている。
2. キッチンのカウンタートップはきめ細かな表情が美しいサイルストーン。カウンターチェアとダイニングチェアはカッシーナ。ペンダントライトは吹きガラス独特の“歪み”が楽しめるボッチ。
3. 3階に設けた屋外階段で上がる屋上。開放感あふれるもうひとつのリビングとして楽しむ。
4. 3階のオーナー住戸のLDK。全体で26畳の広さがある。床はウォルナット。折り上げ天井にして天井にも木を使って落ち着いた雰囲気に仕上げた。賃貸住戸はリビング・ダイニングに加えベッドルームがある。床はタイル張り。賃貸住戸内部も高級感のある仕上げになっている。家具や照明器具も基本設計の時点ですべてを決定するプロスタイルデザインならではの密度の濃い空間。
5 オーナー様の声

オーナー様とご一緒に細部を検討しながらつくり上げていった新たな自宅・店舗併用賃貸マンションは、オーナー様に大変喜んでいただきました。
「特に夜景が素敵です。自宅なのに、帰ってくるたびにきれいだなと見とれています。すばらしい設計とデザインで本当にお願いしてよかった」と奥様からうれしい言葉もいただきました。さらに一棟を建築される計画もスタートしています。

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